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ダブルファンタジー【2月3日】

2010年2月3日 18:30

福岡 JUKE JOINT 外は極寒。

正直に言うと柳川が大盛況だったので気持ちのどこかに
余裕があったのかもしれない。

Owletのリハが終わって開場してもゆっくりした時間が流れていた。
お客さんもまばらでアットホームな感じ。

19:45 Owletの本番が始まる。
1年のブランクがあったわけだけど、新曲も良い感じに仕上がっていた。
徐々に会場を温めるようなそんな雰囲気を作る二人のステージが好きなので
オープニングアクトでよくお願いする。
OAじゃなくて柳川にもゆっくり来て欲しいな
なんて考えながら見ていた。

そして島崎智子登場。

お客さんは13人。アーティストに悪かったなぁ
なんて思っていたんだけど・・・

1曲目に平井くんのカバーをやったあと会場全体、
いやお客さん一人一人の顔を凝視して言った
「今電波受け取ってるからな、ちょっと待ってな。」

ピンと張り詰める空気。
わずか1分の無音が永遠に続くんじゃないかと思うくらい緊張した時間。

それから始まった40分間は生涯忘れられないライブになった。
繊細で剛健、まさに感情むき出して全力で走りきる。
曲間ごとに呼吸を整える姿は、まさに1曲に魂を使い切ったのを
充電してるかのように見えた。

ピアニッシモの部分がものすごく切ない。
うれしいうれしいうれしいうれしいという歌詞を
あんなに嬉しいそうに歌う人を私は知らない。

完全に心を持って行かれた。
余程のことでない限り主催したライブでステージを見入ることなんて
ないんだけど、この日ばかりはステージから目を離せなかった。

しかしそれだけでは終わらなかった。

平井くんも昨日とは違う、戦闘態勢というかそんなライブ。
とくに1曲目の感情の爆発はものすごかった。
レコーダーがずっとピークのまま振り切れていた。
あの時間を後に残すということを拒否するような
その瞬間に命をかけているといった気持ちがダイレクトに伝わってくる。

まさに拳銃で心臓を一発。

全てのミュージシャンに見て欲しかった。
お客さんの数なんて全く関係ない。
魂を燃やすってこのことなんだなって。

人生が塗り替えられる思い。

ダブルファンタジーに関われて本当に良かった。
そしてこの気持ちをもっとたくさんの人に届けたい。
そんなイベントをずっと続けていきたいという覚悟が出来た。


そのライブから10日以上たって今この記事を書いてるんだけど
あのピンと張り詰めた空気感が蘇ってくるのよ。

やっぱり音楽ってすげーな。

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ダブルファンタジー【2月2日 後編】

2010年2月2日 20:20

柳川 太陽のキッチン 満席。

メインアクトはいきなりのダブルファンタジー。
島崎智子と平井正也の二人による演奏から始まった。

リハーサルから二人の呼吸も少しずつ合ってきている。
「なんども」はすごく良かったなぁ。

そして島崎さんのソロ。

会場はアルコールも入って賑やかな感じ。
その雰囲気にあわせた選曲。
関西弁のMCも冴え渡りコール&レスポンスもバッチリ。
九州初ライブは大成功。主催者としても安心しました。

平井くんはもう完全に柳川慣れしているので
安心のステージ。冴え渡るカッティングにシャウト。
「石鹸」のブンブンはもうお客さんも完璧。

そしてまた島崎さんを呼び込み二人で演奏。
これもまた贅沢な選曲だったなぁ。
ピアノだけの「べいびー」は完全に神が降りてきた。
「マジックバス」はもう何度ども聴きたい神曲だ。

本編が終わって、年配の人たちも本気のアンコール。
柳川でこんな光景が見られる日が来るなんて・・・。

最後に矢野顕子のカバーで大団円。

割れんばかりの拍手で柳川ダブルファンタジー終了。


お店との連携などで課題は残ったものの、ご飯を食べながら
お酒を飲みながら、家族でみられるようなライブがやりたいという型は見えてきた。
柳川のミュージシャンの未来も明るくなったと思う。

他の場所では普通のことかもしれないけど
柳川でここまで出来るようになって震えるくらい嬉しいよ。

関係者のみんなのおかげです。本当に感謝しています。

打ち上げで飲んで気持ちよく終わりたかったけど
次の日も福岡で主催。大人なのでアルコールは控えます。


達成感で一杯だったけど・・・。


翌日の福岡でとんでもないものを見ることになる。


【続く】


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ダブルファンタジー【2月2日 中編】

2010年2月2日 19:40

【Electric Eel初登場】

柳川にはライブハウスがない。
これはどうしようもない事実。
私がそれを作れるかといったら作れない。
でもそのことをライブができない理由にしたくなかったし
あきらめたくなかった。

私はいつも音楽に助けられたし、それは人の心を絶対に
揺さぶるものだと思っている。ある時は背中を押してくれたり
またある時は優しく包んでくれたり。

そんな音楽を柳川に広めたいなとずっと思ってた。
音楽によって人に優しくなれるんじゃないかなと思うし
柳川がそんな優しい人がたくさんいる街になって欲しい。

その入り口はわかりやすい方がいい。
だったらよく知ってる人がすっごいライブをやったら
オレにも私にもできるんじゃないかとか
この前の曲は誰のですか?オリジナルを聴いてみたいですって
ことになるかもしれないと思ったわけ。

それを自分で出来りゃ苦労はしないんだけどね。そりゃ無理。

そこで柳川のミュージシャンに白羽の矢を立てた訳です。

MIYOKAYOというユニットでやってるVo.MIYOちゃんとKey.KAYOちゃんの二人。
ヤナガワサウンドシステムというバンドのドラマー、タロウちゃん。
そして柳川音楽シーンの長老、ギターWizardの4人。

それはバンド名を決めるところから始まった。
名前はElectric Eel エレクトリック・イール。柳川の名物うなぎを
取り込んだ名前で即決だった。

KAYOちゃんに至ってはバンド初体験。でも譜面は読めるので
長老が譜面におこして練習が始まった。

社会人なので時間も合わない。みんなの時間が空く遅い時間には練習する場所もない。
さらにはライブ本番まで時間もない。練習は本当に過酷を極めた。

ただ、前にも同じようなことを書いたんだけど
柳川にライブハウスがなかったことで私はイベントを続けて
こられているのかもしれないって思うことがある。
満足に練習出来る場所がないけど音楽がやりたい。その強い気持ちが
この過酷な状況でも折れなかった原因なのかもしれない。

そんな人たちが奏でる音楽が素敵じゃないはずがない。

音量制限のある中で大きい音を出したい気持ちの葛藤と戦ったタロウちゃん。
初のバンド、仕事、家のことを乗り越えてステージに立ったKAYOちゃん
圧倒的な時間のなさを克服したMIYOちゃんの力強いボーカル。
そしてアレンジ、演奏などバンドを一人でまとめてくれた長老Wizard

みんな本当にありがとう。あなたたちのステージはなにより温かくて優しかった。

そして当日会場にいたお客さん。
柳川にはすっげーバンドがいるでしょ?
自慢のバンドですので、またぜひ柳川に見に来て下さい。
よかったらメンバーそれぞれの音楽活動にも目を向けてみて下さい。

そして少しでも興味が出たらCDやレコード、そして何かしらの楽器を
手に取ってみて下さい。このライブがそのきっかけになってくれたら・・・。

そんな気持ちがタップリつまった20分間を届けたつもりです。
皆さんの心が少しでも震えてたらうれしいな。


【つづく】


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ダブルファンタジー【2月2日 前編】

2010年2月2日 10:30

某保育園のホールは園児と子育て支援センターの子どもさんとその保護者
約200名で埋め尽くされていた。

一人1,000円のチケットでも20万円かぁなんて考えちゃうよね。仕方がないよね。

ステージのバックには「ひらいくん」と「こっちゃん」という名前が貼ってある。
こっちゃんというのは島崎さんの愛称だ。

二人が歌う「北風小僧の寒太郎」とか「上を向いて歩こう」とか聴けるなんて
すごく贅沢だよなぁ。同じステージに去年はふちがみとふなとの船戸さん。
一昨年は渡辺勝さんでしょ。すごい子どもになりそうだ。

島崎さんは保育園とかでライブするのは初めてだったみたいだけど
子どもたちの輪の中に入り込んだりしてすごく楽しそうだった。
子どもたちも彼女の関西弁がすごく新鮮だったみたいだ。

ライブの方もめちゃめちゃ盛り上がり、最後にはホール全体がモッシュ状態。
すごいねキッズパワーは。

後日談だけど、送迎バスの中で島崎さんのアルバムかけても
「あ、こっちゃんの声だ」って子どもたち分かるもんね。すごいねぇ。

あと、ライブで歌った曲をリクエストしてきたり。
ゴロゴロは?ブンブンは?って。やっぱり音楽に年齢の壁はない。

ライブが終わって年長組さんとスキンシップの時間。
「ひらいく~ん」「こっちゃ~ん」と子どもたちが群がる。

その時私が一言「この人はたけちゃんです。」と紹介した瞬間
「た~~け~~ちゃ~~~~ん」とミュージシャン人気を
あっという間に抜き去りスターダムにのし上がった。
一斉に彼に群がる子どもたち。ここはまさにマネージャー天国。

「お前ら誰でもいいんか?」と竹ちゃんはいっていたが、人生で一番
チヤホヤされた時間だったらしい。おめでとう竹ちゃん君もスターだ。

平井くんは無謀にも一番大きな子どもを肩車していた。
あぁ30kg以上あるのに・・・と見ていたがやはり肩と腕を痛めた。
毎年、一番でかいやつが平井くんをターゲットにする。なぜだ?

そして柳川名物、ウナギ祭りを決行。もちろんお店は西鉄柳川駅前「古蓮」
平井くんはもう何回目だ?違う店もリサーチしとかないといけないなこりゃ。

会場の入り時間が15:30。それまでにスタッフパスなどを作らなきゃいけない。
なぜいつも当日に作るんだろ?後回しの人生はもうやめたはずなのに。
もしかしたら一回終わってまた始まったのかも。そうかもそうかも。

なんて考えても逃げることはできない。
もちろん間に合わずに完全にテンパってる。音響照明の設営してても余裕がない。

リハは見られずに職場に戻って作業。なんとか開場の18:30に間に合った。
しかし着替える暇がなく、仕事着のジャージのまま受付に立った。

そんなことを知るはずもなく、お客さんは入ってくる。
もちろん何事もなかったのようにみんなが席に着けるよう誘導するのが私の仕事だ。

19:30には70席あった椅子がほぼ埋まってしまった。
柳川始まって以来の超大盛況。最後には立ち見まで。本当に感謝感謝。

そして開演予定時間の19:30を少し過ぎてライブが始まった。


【つづく】


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ダブルファンタジー【2月1日】

2010年2月1日 18:14

平井くん、島崎さん、マーガレットズロースのマネージャー竹ちゃんが
西鉄柳川駅の階段を下りてきた。

他のお客さんと一緒にアーティストがあの階段を下りてきて
それを見つける瞬間がすごく好きなんです。
デートの待ち合わせの時の気持ちにすごく似ている。

まずは挨拶もかねてラビスタでお茶。
島崎さんとは初対面だったけどすごく話しやすかった。
関西弁でもちょっと古い、おじいちゃんおばあちゃんが話す感じのやつなんだって。

柳川弁の「のも」「かんも」と同じ感覚かな?

そして次の日の朝の部ライブ会場、某保育園にてリハーサル。
本当はこの時間を使って夜の部のスタッフパスやらエレクトリック・イールの
セットリストやらを準備するはずだったんだけどリハに見入ってしまった。

これが後に悲劇をもたらす。毎回こんな感じだ。もうバカ。

でもそのリハを見る限りダブルファンタジーが相当ヤバイことになるって
予感がした。あの曲がこのアレンジか~って。

2時間ほどでリハは終了。腹が減って電池切れね。

いつもどこの店に行こうかと迷うんだけど、今回は私の家で奥さんと
お義母さんの手料理でおもてなし。これがうまいんだ。

久しぶり+初めてなので、話も弾みます。
鈴木明子選手のオリンピックを決めたスケーティングを見たり。深夜に大喝采。
しかし青木の腕折りのビデオ見せたら静まった。まさに話の腰を折った。真也のバカ。


次の日は10:30からライブ。声を出すのもきついと思います。
なのでゆっくりお風呂に入って就寝。

ここから本当のツアーが始まります。

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